Lucky meeting


朝、偶然、友達が部屋を出た時、泊まっていた日本人ご夫婦の旦那さんに声を掛けられた。
「これからキャベンディッシュにレンタカーで行くから、一緒に行かないか」っと。
もうレンタカーも借りて来てて、奥さんが忘れ物をしたから、一旦、ホテルに戻って来たのだと。
今日は何か予定があるのかと聞かれたので、赤毛のアンの日本語ツアーに参加すると話をしたら
キャンセルして、一緒に行こうっと誘ってくれた。高いツアー代を払う事は無いっと。
その時点で、ツアー会社がピックアップに来る30分前。
でも、せっかく誘ってくれてるし、レンタカーで周るし、4人でレンタカーとガソリン代を
割り勘したらご夫婦もmika達もかなり安く周れるからっと言って、誘ってくれていた。
「キャンセルできたら、是非」っと言って、ツアー会社に電話をすると、キャンセルできたっ!
キャンセル料も無く。電話一本で。


早速、レンタカーに乗り込み、『一日限定家族』の『赤毛のアンツアー』が始まった。
実は、旦那さん、海外で運転するのが初めてだとか…
一瞬、えっ?!って思ったけど、まぁ〜、大都市じゃないし、一本道ばかりだから大丈夫だろう。
っと思っている矢先に、ダウンタウンを抜ける途中、道を間違えて、ショッピングモールの
駐車場に入って行ってしまった。
mikaが”ナビ”になった。この役目はどこへ行っても回って来る。


奥さんが赤毛のアンの大ファンでプリンスエドワード島にスゴイ来たかったんだって。
その旅行に付き合える旦那さんもスゴイと思った。
だから、奥さんが行きたい所とmikaが行きたい所が合致して、イイ感じ♪
日本のガイドブックに載っているところ全部と日本語ツアーで周る予定の所をミックスして
たくさん巡ろうっということに。
あと、キャベンディッシュのビジターインフォメーションに行って、おばちゃんが教えてくれた
海岸線のドライブコースへも行こうということに。おばちゃん、良い人で色々教えてくれた。
すっごぉーーーーく、楽しそうでしょっ☆★

  • グリーン・ゲイブルス郵便局 (Green Gables Post Office)
  夏期は郵便局業務が行われていて、ここから出した郵便物には『グリーン・ゲイブルス』の
  消印が押されるので、記念に、両親宛にポストカードを送った。
  • キャベンディッシュ教会 (Cavendish Church)
  • モンゴメリの住居跡 (ブックストア)(Site of L.M.Montgomery's Cavendish Home)
  • キャベンディッシュ共同墓地 (Cavendish Cemetery) … モンゴメリのお墓 (Resting Place of L.M.Montgomery)
  • お化けの森 (Haunted Wood)
  • グリーン・ゲイブルス (Green Gables)
  • 恋人の小径 (Lover's Lane) … パルサム・ホロウ・トレイル (Balsam Hollow Trail)
  • グリーン・ゲイブルス博物館 (銀の森屋敷) (Green Gables Museum)
  • モンゴメリの生家 (L.M.Montgomery Birthplace)
  • プリンスエドワード島国立公園 (Prince Edward Island National Park)
  • キャベンディッシュ・ボードウォーク (Cavendish Boardwalk)
  • フレンチリバー (French River)
  奥様がどうしても見たかった場所だそうです。
  車中で景色の凄さに見惚れていたのとと話に夢中になって、一旦通り過ごしてしまい
  奥様がどうしても見たいっと言っていた場所で戻りました。戻った甲斐があった!
  ハイウェイ沿いのチョッと小高いところから見渡したフレンチリバー(地名)は
  メチャクチャきれいだった。
  mikaの中で今日一番感動した場所!!!こういう場所、すごぉーーーく好きだわぁ。


一つ、一つをゆっくり、じっくり見て周っていたので、レンタカーの返却時間に間に合わない
っと、旦那さんが焦ってて、帰路は、超とばして、走っていた。
mikaも友達も「時間をそんなに気にしなくて大丈夫ですよ。Canadaですし。」って
何度も言っていたんだけど、やっぱり日本人ですねぇ。
時間までに返さないとっというのがどうしてもあるのでしょう。
最終的に、5分オーバーで返却したけど、フツーに返却できました。
テキトーなところは、超テキトーなCanada。こんなもんです。
でも、旦那さんもキッチリ守ろうとするのが、、、日本から来た証拠。
こっちに居たら、”ちょっと位、何とかなるさ”っという考えに変わってしまいました(汗


車中もいろいろな所を周っているときも、とぉーーーーっても楽しくて、ご夫妻と一緒に
周れた事がすごく良かったなぁーーって思った。
気さくで、明るくて、とっても面倒見が良くてお世話好きなご夫妻なんだなぁって思う。


そして、夕食にも誘ってくれて、近くのスーパーで食材を調達して、料理して食べようと!
ご夫妻の部屋には、キッチンもバスルームも付いている、スイートルーム(この宿の)
何から何までお世話になって申し訳ないと思ったのだけど、甘えさせて貰っちゃった。
遠慮するところは遠慮して、甘えるところは甘えて・・・
「島に来たからには、魚介類だっ!」という一言で、サーモン、カキ。
「牛肉を食べてみたい」というので、ビープ。
野菜不足のmika達の為に、サラダ。 ・・・などなど。
あと、ワインとビール。mikaはチョッと頂いた。
たくさんの食材を買って、みんなで料理して、この旅で一番豪華な食事をした。
夜中まで食事とお酒と会話を楽しみ、とぉーーーーってもイイ時間を過ごすことができた。
家族で一緒に取る夕食の様な気がして、久しぶりに懐かしくなった。
いつもテキトーに済ませているから、、、さらに、この旅行中はテキトーもいいとこ。


そして、なっ、なぁーーんと、この夕食、お酒も含めて、全部ご馳走してくれた!!!
mika達は、勿論、割り勘と思っていたが、レンタカー代しか受け取らないと。
そりゃぁーー、申し訳なさすぎるっと言ったけど、夕食代は要らんっと。
「その代わり、これから先、今日、お世話になったという事を思い出して、
 誰かにお世話をしてあげなさい。」っと。
「お世話になったことに感謝して、自分も誰かをお世話してあげなさい」って。
「みんな、どこかでお世話になったり、お世話をしたりして、良い世の中にしよう」って。
最後に、すごぉーーーい良いお言葉と名刺を頂いて、夕食をご馳走になっちゃいました。


明日には、もう、プリンスエドワード島を離れるという。すごく寂しいなぁ。
日本から来ているから滞在は短かったけど、カナダでこんなに親切にして貰って、お世話に
なったのって初めてで感動しちゃった。チョッと懐かしさも感じたご夫妻だった。


まさか、カナダのプリンスエドワード島で日本人ご夫妻と出会って、こんなにお世話になると
思ってもみなかった。想像もできなかった。
ここは、カナダですから・・・
このご夫婦と出会ったことをこれからも大切にして行こうと思う。
日本に帰国したら、お宅に伺う約束もしたしぃ〜☆。