Japanese family


スノーモービルツアーのケータリングに行った時の出来事。


ケータリングスタッフを持って、ケータリングのベースキャビンに行くと
「オフィスで待ってて」と言われた。
そして、オフィスでイスに座って、とりあえず待っていると、スノーモービルのスタッフが
何やら電話でやり取りをし始めた。

「She is Japanese. She is here, beside me.」

と言っているのが聞き取れて、ケータリングに 日本人の小娘 が来て
嫌なイメージだったのかなって思ってたんだよね。
しかし、その後も、電話のやり取りを聞いてて、どうもそのような様子ではなく
違う雰囲気と察した。


今日のツアー客は、2グループ5人だけの小さいツアーだった。
その中に、日本から観光で来た家族がいました。
この家族は、全く英語が分からず、話せずの家族で・・・


さっきの電話のやり取りは、この日本人家族についての内容だったんですねぇ。
この家族のために、『通訳』を頼まれました!
なので、今日のお仕事の内容は、ケータリングではなく、通訳でした!!!
ツアー客が到着して、服装のチェック、スノーモービルの運転の仕方、安全確認等を
このグループに混じって聞いて、それを家族に説明したの。
だから、スノーモービルもこのグループと一緒で、、、(おかしな話よね?!)
あたしゃ、ディナーの準備・片付けをほとんどしてない。
だって、スノーモービルのスタッフができると言うんですもの。
ケータリングよりも、グループと一緒に居てくれ的な感じでした。私的にはとっても楽チン☆
この御家族はやっぱり英語の事を心配していたようで、私が(偶然にも)居たので
安心したと言ってくれて、ツアー中も私と話をしたり、私を介してスノーモービルガイドと
話ができて、ツアーを楽しんで頂けたようで、私としてもお役に立てて嬉しかった♪


そして、この御家族が帰る際、感謝の言葉と共に チップ を頂いた。
日本人が日本人にチップを渡すのは、不思議な、変な感じ。
お断りしたのですが、「受け取って下さい」っとまで言って下さったので、有難く頂戴しました。


こういう形で頂いたチップは、チップの価値以上の”お気持ち”が含まれていると思う。
私は、ある意味、”お仕事”だったけど、この家族が英語が分からない環境下でも楽しんで
もらえたことが嬉しかった。


チップは、日本にない慣習だから、海外に居ると私は未だに義務的に渡しているところがある。
また、義務的に貰うもの、貰って当たり前のものと思っているところもある。


でも・・・今回のようにチップを貰うと、”心づけ”=”お金”ではないけど
チップを頂いた時の額に値する分の(”サービス”とは言いたくない)お役に立てたんだな
って実感できるんだなぁ〜って思った。


またまた、新しい経験の一つですな。